この冬のお勧めポイントと酪ママ工房 車で3分

最近は、風が強くて寒くなってきました。今日は、こばま荘から車で2〜3分のところにある手作りのアイスクリーム屋さんの酪ママ工房に行ってきました。寒いときに暖かくしてアイスクリームを食べるものもまたいいものですね。

この冬のお勧めコースは、
織元たゆう(2分)→アミティ丹後(染色体件や町営のお土産物屋・3分)→酪ママ工房(3分)→鳴り砂資料館(2分)→丹後あじわいの郷(5分)で昼食やパン作りなど→時間があれば丹後半島一周(一時間半〜2時間)→舟屋の里→天橋立→福知山温泉

というコースです。


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店外観 有限会社 酪ママ工房
しぼり立てのフレッシュミルクと新鮮素材をふんだんに使ったオリジナルアイスクリームが人気の店。電話やFAXで注文すれば、全国どこにでも届けてくれるサービスも人気。

■会社設立/平成10年2月
■社員数/3名(パート含む)
■京都府竹野郡網野町字小浜24-1
■TEL・FAX/0772-72-3446
■URL/なし
■営業時間/午前10時〜午後5時(7月〜8月は午後7時まで)
■定休日/無休

主婦ならではの「もったいない」感覚がヒット商品を生む!

社長 社長の横顔
野村多恵子さん 40才
【趣味】  仕事、カラオケ
【経営理念】フレッシュミルクの味わいを、そのままアイスに
【今後の取り組み】
アイスクリームのメニューをさらに増加させていくとともに、お客様に飽きられない新しい味覚の開発を進めていく。また、「酪農業」とのつながりをアピールするために、牧場などの協力を得ながらさまざまなイベントを行っていきたい。

1 夏は1日1000人?!
店内1JR網野駅から車で約10分、店を構えるには決して有利な立地条件とはいえないにもかかわらず、消費者のほうから足を運んでくれるのが、手づくりのオリジナルアイスクリームを製造・販売する『酪ママ工房』だ。夏のシーズンともなれば、1日1000人ものお客で行列ができることもある。
店の創業は3年前。計画生産により出荷できずに余った牛乳を何とか地域振興に役立てられないかと、主婦の率直な思いから、新鮮な素材を使ってアイスクリームづくりを始めたのがきっかけだった。特にPRはしていないというが、酪ママのユニークな取り組みがテレビや雑誌などでとり上げられるようになり、口コミで顧客層が広がった。

2 素材本来のうま味を追求
「食べたあと、水が飲みたくなるようなアイスは作りたくなかったんです」とオーナーの野村さん。毎朝届けられるしぼり立てのフレッシュミルクに、地元で獲れた野菜や果物をまるごとミックスしたジェラードは、素材の甘みをそのまま生かしたあっさり風味だ。
また、売れ筋商品のソフトクリームは、余分な脂肪分を減らし、アイスクリームの味わいを左右する無脂乳固形分だけを約9%(普通は約5%)まで高めたもの。牛乳が本来もっている清涼感と、とろけるようなまろやかさを引き出すことに成功した。主婦ならではのきめ細やかな配慮が、一つひとつの素材へのこだわりと素材本来のうま味に生かされている。

3 季節感あふれる豊富な品揃えでリピート客を呼ぶ
店内1同店のもう一つの魅力は、種類が豊富なことだ。バニラやチョコチップ、バナナ、リンゴなどのほか、黒豆きなこや抹茶かのこ、ティラミスなどユニークな商品が30種類以上も揃う。年間を通して、人気商品を提供できるのが同店の強みでもある。夏季にはトマトやビール、冬季にはマロングラッセなど季節限定メニューも好評だ。
「アイスクリームとの相性や口当たりの良し悪しなど、一つずつ自分の舌で確認しながら商品化しました。自分が納得したこだわり商品だからこそ、自信を持ってお客様にお勧めできるんです」。商品を選択する楽しみを消費者に提供することによって、若い世代はもちろん、普段アイスクリームを口にしない中高年層の支持までも取りつけた。

4 対面販売こそ商売の原点!
対面販売によって、「お客様と直接話すことから、市場ニーズの傾向や商品に対する感想などを聞き、お客様のニーズを素直に具現化することが繁盛のコツ!」と野村さん。その影響からか、店員との会話を楽しみに買いに訪れるお客様も少なくないという。
 また、ガラス張りのウインドーから、アイスクリームの製造工程を見ることもでき、それがお客様に安心感を与えているともいえる。
アイスクリーム市場は多くの店がひしめき合う激戦区。新規参入が難しいといわれる中で、主婦の素朴な気持ちからアイデアが生まれ、ヒット商品の創出につながり、豊富な商品構成、味へのこだわりなど、他店にはない魅力が多くの消費者を引きつけたといえるだろう。