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網野沖は最高!

ひらまさ御一行様の先週の釣果は、マダイが入れ食いでした。網野の沖は、最高のようです。船酔いする僕としては、羨ましい限りです。場所は、網野沖です。遊船のご相談は、地元の野村釣具店までどうぞ!


ヒラマサ様、ありがとうございます。マダイ釣りの原稿を送っていただきましたので今後の参考に掲載させていただきます。いつもアドバイスや励ましのお言葉をいただきましてありがとうございます。感謝しております。


抜けるような晴天に恵まれた11月1日、完全フカセでマダイを狙って出船する釣友に潮上で小物を狙う約束で便乗させていただきました。浅藻川漁港を9時に出向し、20分ほどで水深70mの秋のマダイ狙いの人工漁礁に到着しました。早速船尾の3人は完全フカセを開始します。私もすぐに胴付仕掛けで、根魚や青物を狙い始めましたが、上潮がゆっくりと東に流れる本潮ですが、中層以下がほとんど流れておらず、60号の錘の胴付き仕掛けもまっすぐ落ちているし、船尾の3人の完全フカセの仕掛けも、リールから手で糸を出してやら無いと仕掛けが落ちていきません。潮が動かないと魚の食いも良くありません。最近好調な漁礁とのことで、途中で錨を打ち替えたりして2時間ほど粘りましたが、潮が変わってくれません。

錨を下ろして、早速、胴付き仕掛けを落としてみると、先ほどよりも上潮が早いようですが、底潮はゆっくりのようです。船尾の3人は、ウキ流しに仕掛けを替えて、潮下の広い範囲を探る作戦に出ました。1時間ほどすると、待望の底潮が動き始めチダイが上がり始めました。そして、撒き餌を振ったとたん、私の80号の竿先が海中に引き込まれました。待望の大物のアタリです。船尾の3人からの「バラセ、バラセ」の声援の中、船べりから見えたその姿は、ちょっとがっかりのメダイでした。タマに入れて計測すると65cmです。

船尾の3人は大型ヒラマサでなかったので一安心して、すぐに完全フカセに仕掛けを替えて撒き餌とともに仕掛けを流し、佐々木さんから「ヒット!」の声が。200mも糸が出ているのに竿先が何度も締め込まれているので、かなりの良型かと思われます。10分以上も掛けて慎重に巻き上げると、3本針に50cmクラスのマダイのダブルです。それを見た、宮野さんと鶴田さんも、すぐに完全フカセに仕掛けを替えて流し始めました。しばらくすると、宮野さんが「200mで来ました」と言いながら、竿を曲げました。これも良型のようで、慎重に巻き上げています。これも50cmクラスのダブルです。続いて鶴田さんにもアタリがあり、53cmの綺麗なマダイが上がりました。どうやら撒き餌にマダイが付いたようで、こうなると完全フカセは入れ食いが続きます。

私も皆さんの写真を撮りながら、天秤ズボに仕掛けを替えて、船下でマダイを狙うことにしました。30号の軽めの錘で底近くまで仕掛けを落とし、その後、少しづつリールから糸を送って広い範囲で探ります。すると、10mほど糸を送った時、手持ち竿をひったくるようなアタリが出ました。ハリス3号15m3本針の少し細めの仕掛けを心配しながら、楽しんであげてくると50cmほどのマダイでした。

後ろの3人は完全フカセで蓮チャンを続けています。宮野さんと佐々木さんに、ほぼ同時にアタリが出て二人揃って竿を大きく曲げます。特に佐々木さんは、ドラグが滑ってなかなか上がってこず、「記録物かも」と笑っています。先に宮野さんが巻き終えて仕掛けを手繰ると予想以上の大物の60cmと50cmのマダイのダブルでした。続いて佐々木さんが巻き終えて仕掛けを手繰ると、こちらは更に大きな64cm、50cm、40cm、のトリプルです。佐々木さんは「3匹も釣れなくても、90cmの記録物が一匹釣れた方が良かった」などと贅沢なことを言っています。その後も、シイラに邪魔されたり、錨ロープに仕掛けを掛けたりのトラブルもありましたが、日没まで良型のマダイのアタリが続きました。そして、18時ごろ宮野さんが、50cmを150mでヒットさせたすぐ後に、とうとう当日最大の70cmのマダイを釣り上げました。

私の天秤ズボも入れ食いとなり、一度大物にハリを伸ばされてばらしてしまいましたが、誘いを掛けながら45〜50cmを連続で釣り続けます。そろそろ、クーラーもいっぱいになってきましたし、船頭さんの「このままやったら何ぼでも釣れるけど、日本海のマダイがおらんようになったら明日から困るから、勘弁したって」の冗談を最後に、19時に納竿し、浅藻川温泉でゆっくりと疲れを落としてから帰りました。

皆の釣果は、佐々木さんマダイ7匹(64cm、50cmクラス5匹)、宮野さんマダイ6匹(70cm、60cm、50cmクラス4匹)、鶴田さんマダイ3(53cm、40cmクラス2匹)、そして私がマダイ5匹(45〜50cm)とメダイで大漁でした。マダイの腹にも真っ白な脂肪が付き始め、一段と甘みを増した身は、サシミ、シャブシャブ、塩焼き、など、どんな料理をしても美味しくいただけました。

これからの丹後半島沖の船釣りは、マダイだけでなく青物も本格的に上がり始め、ますます面白くなってきます。また水深も深くなり餌取りも減って、天秤ズボや胴付きなどでも大物が釣れるので、初心者の方でも十分楽しむことが出来ます。ぜひ一度試してみてはいかがですか。

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